男性はムダ汗が多い。 [汗]

夏休みに彼女と南の島でバカンス。

空港に着いた途端、熱気で汗を噴きだします。

隣の彼女を見ると、涼しい顔をしています。

男性と女性で汗のかきかたが違うのでしょうか。

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汗腺の数は生まれもって決まっています。

汗を出す能動汗腺の数も、2歳半頃までに決定され、
それ以降増えることなく、性差はありません。

したがって、子供の頃は男女の発汗量に差は
みられません。

ところが、思春期以降、差がでてきます。

これは汗腺の発達が男性ホルモンによるため、
と考えられています。

だから女性は、男性に比べて汗腺が小さく
発汗量が少ないのです。

それを補うかのように、女性は男性よりも、
熱放射を皮膚血管の拡張に頼っています。

同じ暑さを感じながら女性が汗だくにならないで
いられるのは、そういうワケなのです。

さらに、女性の発汗や皮膚血管拡張の反応は、
女性ホルモンの分泌リズムにも影響を受けます。

これは男性にはないメカニズムです。

女性ホルモンの分泌が高まる黄体期は、
発汗も皮膚血管拡張反応も小さくなります。

さらに、女性ホルモンの作用で体液量が減少することから、
黄体期の女性は体内の体液の損失を最小限に
抑えていると考えられる。

この現象は日常的に運動をしている女性と、
していない女性を比較するとわかりやすい。

運動をしていない女性は、黄体期に女性ホルモンの分泌が
高まると、その影響に加え、体温自体と相まって、
熱放散反応の低下が見られます。

一方、継続的に運動をしている女性は、運動による
改善と、黄体期でも女性ホルモンの分泌が
抑えられることから、熱放散反応の低下が
起こらないのです。

ただし、女性がどんなに長期間トレーニングを行っても、
男性ほどの発汗反応の改善には及ばず、
逆に差は開いてしまいます。

汗腺が発達した男性の汗には、体温調整に
貢献することなく体から滴るムダな汗も多いが、
もともと体液量の少ない女性は余分な汗を流さず、
体液を保存しようとします。

女性の発汗機能は実に合理的でエコに
できているのかもしれません。

ダイエット方法
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