インターネットで勉強をしよう [生活]

●特殊相対性理論
光速に近いスピードで動く慣性系(等速直線運動をする座標系には慣性の法則が働くというもの)の上では、時間の進み方や物の長さの観測値もその運動状態に支配される。

●一般相対性理論
重力も時間や空間と無関係ではなく、時空間は重力の存在するために歪みを生じる。
※特殊相対性理論と一般相対性理論の2つを合わせて「相対性理論」と呼ばれる。

相対性理論のもととなったのはガリレオが打ち立てた、「相対性原理」という現代では常識ともいえる理論だ。

これは、一言で言ってしまえば、「物が動いているか止まっているかは、決めることができない」というものだ。

たとえば、新幹線A(時速240km)に乗っているとする。そのとき、別の新幹線B(時速270km)とすれ違ったとしよう。その新幹線Bは時速何kmで走っているのだろうか?

全く別の視点から見れば、新幹線Bは時速270kmで走っているのだが、Aから見た場合、Bは240+270=510
つまり、時速510kmで走っているように見える。

このような速度のことを、「相対速度」という。

次に停車中の新幹線A(時速0km)に乗っているとする、そのとき、新幹線B(510km)とすれ違ったとしよう。ではこのとき、新幹線Bは時速何kmで走っているだろう?答えは、時速510km。

ここで重要なのは、自分が時速240km、相手が時速270kmで走っていても、自分が止まっていても相手が時速510kmで走っていても、どちらにしろ相対速度は同じ、ということだ。

駅で、隣に止まっている電車を見ているとき、「自分の乗っている電車が動き出した」と思ったら、動いていたのは向こうの電車だった・という経験はないだろうか。

この時速○○kmというのは、すべて地面を基準にして測っている。

つまり、この地面その他を頭の中からすべて取っ払ってしまえば、自分の速さを決めることはできない。自分にわかるのは、相手の速さ、つまり相対速度だけ、というわけ。

結局、どんな方法を用いても、自分が今現在どのように動いているのか、あるいは止まっているのかは、知ることができない、というわけだ。

こういった学習に関することもインターネットなら簡単に情報を得ることができます。



タグ:情報

共通テーマ:美容

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。