ダイエットでは健康と安全が最優先

これまでダイエットといえば、食事療法や運動療法が主流でした。
しかしどちらも、それだけで痩せようと思うと、たいへんです。
糖尿病も、あれほどの深刻な病気が背景にありながら、食事療法や運動療法で血糖値をコントロールできるようになるまでには時間がかかります。
まして肥満は、よほど深刻なケースでないかぎり、途中で挫折してしまいかねません。

そこで、様々なダイエット食品が登場しました。
いちばん一般的なのが、脂質や糖質の吸収を阻害するものです。

ふつうの食事をしながら、必要な栄養素がとれますからこれでもいいのですが、実際はあまり効果が期待できませんでした。
ダイエット食品を食べているという安心感で、つい食べ過ぎてしまうのです。
結局月に１～２キロ痩せるのがせいぜいです。

効果がないだけならいいのですが、危険なダイエットもあります。
単品ダイエットや絶食型ダイエットです。
こうした過激なダイエットをすると、たしかに最初のうちは劇的に痩せます。
しかし脂肪だけでなく、筋肉も落ちてしまい、ひどい場合は内臓組織まで壊されてしまうことがあります。

タグ：肥満