中性脂肪 [中性脂肪]

大豆や納豆、豆腐、おからなどは、高たんぱく質・低カロリーの便利な食品です。

大豆は良質なたんぱく質であるだけでなく、リノール酸や豊富な食物繊維を含んでおり、コレステロール値を下げる働きがあります。
また、レシチンやサポニンは、動脈硬化を防ぎ、中性脂肪を減らし、善玉コレステロールを増やす働きがあります。
さらに、ビタミンEとB群、鉄、カルシウムなども豊富に含まれています。

納豆のネバネバには、血栓を溶かす酵素があります。
また、納豆はビタミンKを大量に作りますが、これは骨粗鬆症に有効であると、注目されています。

糖質は、エネルギー源となる大切な栄養素です。
糖質は、砂糖などの甘いものに含まれているだけでなく、果物に含まれる果糖、牛乳などに含まれる乳糖、いいもやパンなどに含まれるでんぷんも糖質です。

摂取した糖質の多くは、肝臓でブドウ糖になり、全身の組織でエネルギーとして消費されます。
エネルギーにならないものは、グリコーゲンとして肝臓に蓄えられたり、中性脂肪として蓄えられたりして、エネルギー不足のときのエネルギー源になります。

ブドウ糖やしょ糖(砂糖の主成分)は、多糖類に比べて比較的早く消化・吸収され、摂取してから30分くらいで血糖値があがります。
そして、余分な糖質は中性脂肪に変えられて体内に蓄積され、肥満のもとになります。

つまり、しょ糖を多量にとりすぎると、高トリグリセライド血症の原因にもなるのです。

砂糖の1日の摂取量は、10~20グラムに抑えることが望ましいとされています。

ただし、この量は調味料や食品に含まれている砂糖の量を含んでいます。
高脂血症の人は、1日の砂糖の量を10グラム以下に制限しなければなりません。

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